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冬キャンプの注意点【安全に過ごす為のチェックリスト】

楽しい冬キャンプの時期になりますが、ご存知の通り冬は過酷な寒さとなります。安心、安全に楽しむ為に冬キャンプの注意点をまとめますので、要チェックして万全の準備を整えましょう。

目次

冬キャンプの備え

冬のキャンプが初めての方も、何度も経験している玄人の方もまずは冬へ向けての心構えをしましょう。日本には四季がありますので、冬の寒さを理解していると思いますが、地域によって寒さのレベルは全然違います。

過酷な冬となる年もありますので、必要以上に冬への準備は大切です。備えあれば憂いなし!楽しい冬キャンプを過ごす為に万全の準備と心構えを整えましょう。

参考記事:冬キャンプの魅力

冬キャンプの注意点チェックリスト

寒さの注意

火の注意

凍結の注意

水の注意

暖房アイテムの注意

危機管理の注意

以上の内容を要チェックし、いざ冬キャンプへ!下記に注意点を記載します。

寒さの注意

当然ですが寒さの対策は重大な場合には生命に関わります。また、寒さ対策を怠ると体調を崩す事に繋がり、せっかくの休日、キャンプ後からの日常に影響が出てしまいます。寒さ対策の道具を揃えるのもそうですが、着込む服にも工夫をしましょう。

参考:寒さ対策は防寒着で対処

テント、シュラフ、コット、マットなど、寒さの対策はすればするほど安心です。

火の注意

冬キャンプを彩る焚き火、暖房アイテムですが、十分な注意が必要です。キャンプの醍醐味とも言える焚き火は一酸化炭素中毒の危険性があります。

火事が起きた時には、布で口、鼻を抑え低い姿勢で避難するという事を訓練で教えてもらった経験がある方も多いと思います。火事の場合には、危険が分かり易いのですが、キャンプ中にはそこまで危険なのか?と分かりにくいものです。

キャンプの場合には焚き火による火の使用により一酸化炭素が発生します。ガスコンロ、ストーブなどもそうですが、火を使い暖房する道具からは一酸化炭素が発生すると認識していた方が無難です。

一酸化炭素を吸い込み体が吸収し続ける事で、頭痛、感情の不安定化、目眩、吐き気を起こします。基本的には、換気が常に出来る環境定期的に換気をする事で、一酸化炭素中毒を防ぐ事が出来ますが、あまりの寒さ故に換気を怠ると危険です。

体調に違和感を感じた場合には、直ぐに換気、空気の綺麗な場所に移動しましょう。また、症状が重度の場合には失神、最悪の場合には死亡してしまう危険性があります。

数人でお互いに気をつける事が重要ですが、寝てしまった状態では防ぎようがありません。換気を常に出来るテントの利用がオススメですが、できない場合には定期的に換気をしましょう。

また、もし一酸化炭素中毒の症状が出た場合には、綺麗な空気の場所で休憩しましょう。一酸化炭素中毒は酸素の吸収を妨げ、酸素欠乏状態となる事で発症しますので、綺麗な空気、酸素を吸収出来る場所にすぐに移動しましょう!

凍結の注意

キャンプ場へ向かう道の凍結対策も重要です。雪国に住んでいる場合には問題ないと思いますが、雪が降らない地域、氷点下にならない地域にお住まい場合には、道が凍るといった事はなかなか起きません。

寒い地域では当然のように道が凍ります。キャンプへ向かう道中での事故なんて最悪ですよね。スタッドレスタイヤ、凍結路のタイヤ対策は必須です。

また、冬キャンプで人気の場所は自然豊かな場所が多いですが、そんな地域は凍結するケースが多いです。テントに着いた水滴、地面の湿気、食器など、結露してしまう可能性があります。結露した部分は夜中、明け方の極寒の温度となる環境下では凍結します。結露防止、凍結対策は重要です。

水の注意

私も経験した事がありますが、どっかに水道あるでしょ、施設の水道使おうという水道が当たり前のように使えると思ってしまうものですが、それは間違いとなる可能性があります。

水道は氷点下の地域では凍結し使用出来ない事があります。ほとんどの場合には凍結防止の対策が取られていますが、冬季営業停止だが開放しているキャンプ場は、凍結防止の為水道が止められている事があります。

凍結対策していたものの何かしらの不具合により凍ってしまった、「水が出ない!」なんて事は起こり得ます。水がない状況は厳しいです。水が無いと料理、飲料と影響が出ます。キャンプをする場所にもよりますが、水の準備・対策も取りましょう。

暖房アイテムの注意

カイロ、電気カーペットを使われる方もいると思いますが、低温やけどしてしまう事があります。

日常生活でも使用されている方は問題ないと思いますが、使い慣れていない場合には、あまりの温もりに安堵し肌み離さない状態で就寝、使用していると低温やけどに繋がります。

あまり高めの温度にしない、布、入れ物などを使い直接使用しない事で防げます。また、冬キャンプ用にシュラフを購入された方、いつも使っているシュラフ利用の方も、冬の極寒の寒さには注意です。

本当に寒い地域では想像を絶する寒さとなります。シュラフを購入する際には、快適仕様温度、限界仕様温度を基準として選ばれると思いますが、確かに凄く暖かくて絶大な信頼感があるのですが、極寒地ではシュラフの性能は耐えられるが、体が耐えられないくらい寒い時があります。

そんな極寒地行かないという方もいると思いますが、地域によって本当に温度差が凄いです。たまたまその日が「今日はここ数年で最低温度を記録しました。」なんてレアな事が起きる可能性もあります。暖房アイテムは本当に助かり、キャンプの必需品ですが、信頼しすぎず様々な対応策、準備が必要です。

危機管理の注意

ソロキャンプの場合には、自分のペースでキャンプを過ごせるので自己の管理が容易ですが、複数人で冬キャンプに望む時にはお互いの体調、寒さ対策の用意などを考える必要があります。

潔い諦めも肝心です。待ちに待った冬キャンプ、楽しみにしていた冬キャンプの場合には、無理をしてしまう事もあります。ただ、無理をして後々後悔してしまう事がないように、状況を見て危険を感じる場合には帰宅する選択も必要です。

自分と周りのみんなが健康な状態である事で、キャンプを楽しめます。危機管理も何度も冬キャンプを楽しむための必要な注意ポイントです。

注意項目を確認し、安全で安心の冬キャンプに出かけよう!

寒さ際立つ冬は、キャンプをするには感動的な体験ができる季節でもありますが、危険を伴う季節でもあります。だけど、寒さを超える感動が確かにあります。冬キャンプの注意点を確認し、想像できるピンチに対応策を準備し、万全の状態、心構えで冬キャンプを楽しんでください!

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