これからデビューする初心者ソロキャンパーにも、ソロキャンプを楽しんでいるベテランソロキャンパーにもオススメなのが「パップテント」
人気があるみたいだね「パップテント」
何がそんなに良いのよ?
・軽量でコンパクトだから持ち運びがGood!
・ひとりでも設営が簡単!
・シンプルで無骨な軍人スタイルがCool!
とにかく、ソロキャンプとの相性が抜群なのよ。
なるほど!では、今回は「パップテント」について、徹底解説してくれる訳だね。
そゆこと!人気の高いパップテントだから、従来のパップテントから進化を遂げて、より快適なモデルが各メーカーから発売されているから要チェックだよ。
ソロキャンプに人気のパップテントの魅力とは?
シェルターハーフとも言われるパップテントとは、元々は軍人が野営していたテントで「軍幕テント」とも呼ばれています。ゲリラキャンプの始まりとも言える、軍人が使っていたという背景から、「軍幕」「軍人」「無骨」のキーワードを連想させる「パップテント」は、キャンパー心をくすぐる魅力的なテントですよね。
また、パップテントは基本的に雨風に強く耐火性にも優れた厚手で丈夫な生地が採用されています。使えば使うほどに馴染みヴィンテージ感が増していくのも魅力です。(テント生地の素材によります。)
パップテントの特徴
なんといっても、ひとりで過ごすソロキャンプに嬉しい「設営はポールとペグを使うだけのシンプルかつ組み立てが容易な構造」が特徴です。そして、コンパクトに収納ができるから、持ち運びも簡単で、ソロキャンプに特にオススメです!
テント入り口となる前方が開放されているのも特徴の一つであり、自然の景色や野外フェスなどを開放的に観賞するのにも向いているので、日帰りキャンプにも人気が高いです。
日帰りキャンプにも人気
軍人が使っていた軍幕テントとは、布とロープだけで設営できる簡易テントでもあります。なので、その現代版のパップテントも設営と収納に長けたテントです。自分の時間を楽しむ「ソロキャンプ」やBBQや自然を楽しむ「日帰りキャンプ」にも使える、キャンプ初心者からベテランまでオススメの注目のテントです!
パップテントの選び方のポイント
軍幕テントとも呼ばれるパップテントですので、軍人が使用するのに適した素材や仕様ですが、現在では「ソロキャンプ」や「日帰りキャンプ」でも使用され、初心者からベテランキャンパーまで人気があり、各メーカーそれぞれに多くのパップテントが発売されています。自分がイメージするキャンプの過ごし方に合った選び方がポイントです。
「え、違うじゃん!」と後悔しない為にも、素材やサイズなど選び方のポイントを要確認です。
選び方のポイントを解説しますので、チェックしてくださいね!
サイズ
基本的なパップテントのサイズは、テント幅180cm、ポールの高さ110cm程度が目安です。大きさとしては大人2人でも使えますが、荷物などを置くスペースを考えると1人用として考えた方が、ゆったりとキャンプ時間を過ごせます。この基本的なサイズは「ソロキャンプ」にオススメです。
各メーカーからは、縦幅300~350cm、横幅150~200cm、高さ110~130cmといったサイズ感でパップテントが展開されています。ソロキャンプだけでなく、数人〜複数人で使えるモデルがラインナップされているので、目的にあったサイズを選ぶのがおすすめ!
素材
素材 | メリット | デメリット |
コットン100% | 耐火性 ◎ 遮光性 ◎ 遮熱性 ◎ お洒落 ◎ 丈夫で長持ち 使えば使うほど味が出る | 耐水圧が低い 乾きにくい 重い 高価なものが多い 草や枝などが付きやすい |
TC ポリコットン | 難燃性 ◎ 遮光性 ◎ 通気性 ◎ 結露しにくい 丈夫で長持ち | 耐水圧が低い 乾きにくい 重い 高価なものが多い |
ポリエステル | 軽量性 ◎ 収納性 ◎ 耐水性 ◎ 安価 ◎ メンテ(洗浄)◎ | 火に弱い(穴が空く) 結露しやすい |
ナイロン | 軽量性 ◎ 耐水性 ◎ 安価 ◎ メンテ(洗浄) ◎ スベスベ質感 | 火にゲキ弱い(穴が空く) |
コットン・TC・ポリエステル・ナイロンの素材それぞれのメリットとデメリットから、目的のキャンプスタイルを合わせて選びのがおすすめ!
テントの近くで焚き火が魅力のパップテントの注意点
パップテントの魅力でもある「パップテント」と「焚き火」という使い方をイメージしているキャンパーも多いのでは無いでしょうか?
パップテントのタープのように開放された場所で焚き火をする。テントと焚き火の配置や構図としてもスマートでお洒落ですよね。そんなキャンプ時間を過ごしたい場合には、
コットン100%が1番良い!
使い古してヴィンテージの味が出るのもコットン
なぜなら、燃えてしまうからです。コットンが燃えない訳では無いですが、やはり耐火性に抜群に強いです。難燃性に優れたTC素材であっても燃えない訳ではありません。ポリエステルやナイロンの素材は、火の粉で穴が空きます。
いずれにせよ、火は危険ですので扱いには十分に注意した上で、よりテントの近くで焚き火をするキャンプスタイルを目指す場合には、素材選びには注意が必要で、コットンテントがおすすめです。
価格
軍で使われていた本当のパップテントは年代や希少性によって、高価格となります。しかし、軍人が使っていた軍幕が欲しい!というこだわりがない限りは、各メーカーから発売されているパップテントがオススメです。
10,000円から50,000円ほどがパップテントの平均相場となります。サイズや素材などで価格が異なりますので、パップテントを使ったキャンプの過ごし方に応じて選ぶのがおすすめです。
インナーテントなどの付属品をチェック
インナーテントとグランドシート
インナーテントが一体型のものから、インナーテントは付いていないものもあります。日帰りキャンプの場合には無くても良いですが、ソロキャンプでパップテントで宿泊する場合には、インナーテントやグランドシート付きがおすすめです。
付属していない場合には、別途購入が必要になりますが、その際にはパップテントに合うサイズかどうか注意が必要です。
サイドウォール
風や虫の侵入を防ぎ、プライベート空間を広げてくれるサイドウォールがあると更に便利です。風よけ以外にも、目隠しや日除けにもなるので、快適アイテムの一つです。
ポール
キャノピーを跳ね上げる事で、スペースが広くなりゆったりと過ごせる空間を作り出せます。そのキャノピーを跳ね上げて固定するのにポールが必要となります。パップテント設営用のポールとは別にキャノピーを跳ね上げた時に使うポールも付属されているか確認しましょう。
スカート
テント下部のスカートがあると、突然の雨の時には雨水の侵入を防いでくれます。また、冷気も防いでくれますので、雨天時の快適アイテムとなります。
シンプルで設営が簡単なパップテントですので、上記のアイテムは別売りという場合があります。必要な付属品の有無の確認、別で購入が必要なのかどうかを確認することを忘れずに!
おすすめのパップテント7選
Tomount|パップテント
人数 | サイズ | 付属インナーテントサイズ |
ソロ(1人用) | W360×D200×H115 cm | 210×80×100 cm |
素材 | 重量 | モデル |
ポリコットン | 570g | 通年 |
耐水性 | 耐火性 | 持ち運び |
⚪︎撥水加工 | 難燃素材 | ◎ |
ポール(キャノピー用) | インナーテント | サイドウォール |
なし(別途購入必要) | あり | あり |
スカート | グランドシート | カラー |
あり | なし(別途購入必要) | アイボリー |
アイボリーの色がカッコ可愛いポリコットン素材のパップテント。ソロキャンプや日帰りキャンプや天候など、あらゆる状況に応じた複数の構築方法が嬉しい。人気のキャンプブランド「トマウント」のおすすめのパップテント。
GO Glamping|G・G PUP
人数 | サイズ | 付属インナーテントサイズ |
ソロ(1人用) | W365×D200×H120 cm | 190×90×115 cm |
素材 | 重量 | モデル |
ポリコットン | 710g | 通年 |
耐水性 | 耐火性 | 持ち運び |
⚪︎撥水加工 | 難燃素材 | ⚪︎ |
ポール(キャノピー用) | インナーテント | サイドウォール |
あり | あり | あり |
スカート | グランドシート | カラー |
あり | なし(別途購入必要) | カーキ/グリーン/モスグリーン |
パップテントの進化版として発売され、「広いサイドウォール」「多機能の煙突口」「通気口の中央ループ設計」など、確かに進化してる!と実感するパップテント。カラーも多くて嬉しい。人気のキャンプブランド「ゴーグランピング」のおすすめのパップテント。
BUNDOK|BDK-79EX
人数 | サイズ | 収納時サイズ |
ソロ(1人用) | W360×D190×H110 cm | 41×5×15 cm |
素材 | 重量 | モデル |
ポリコットン | 520g | 通年 |
耐水性 | 耐火性 | 持ち運び |
⚪︎ | 難燃素材 | ⚪︎ |
ポール(キャノピー用) | インナーテント | サイドウォール |
なし(別途購入必要) | なし(別途購入必要) | あり |
スカート | グランドシート | カラー |
あり | なし(別途購入必要) | カーキ or ベージュ |
素材の良いとこどりのバランスの良い「ポリコットン」を使った人気のバンドックのソロキャンプ向けのパップテント。スカートが標準装備されたモデル。ポリコットン生地を狙っているソロキャンパーにオススメ。(*ポール、インナーテント、グランドシートなどは別途購入が必要。)
8tail|GP02-21B【ゴッドパップ】
人数 | サイズ | 付属インナーテントサイズ |
1~2人用 | W360×D190×H110 cm | 85×190× cm(底面) |
素材 | 重量 | モデル |
ポリコットン | 660g | 3シーズン |
耐水性 | 耐火性 | 持ち運び |
⚪︎防水強化 | 難燃素材 | ⚪︎ |
ポール(キャノピー用) | インナーテント | サイドウォール |
あり(前後に前幕取り付け可能別途ポール必要) | あり | あり(自由自在に変形可能) |
スカート | グランドシート | カラー |
あり | なし(別途購入必要) | ブラック/グリーン/オリーブラブ |
サイドウォールが自由自在に変形できて好みのスタイルで空間を作れる。フルクローズしてもベンチレーション付きで空気の入れ替えができる。テント内の空間も十分な広さのある、付属品も豊富な「ええやん!」な大阪発のキャンプブランド「8tail」のおすすめのパップテント。
Soomloom|Military tent X-large
人数 | サイズ | 付属インナーテントサイズ |
ソロ(1人用) | W360×D200×H118 cm | 190×95×103 cm |
素材 | 重量 | モデル |
ポリコットン | 766g | 通年 |
耐水性 | 耐火性 | 持ち運び |
⚪︎撥水加工 | 難燃素材 | ⚪︎ |
ポール(キャノピー用) | インナーテント | サイドウォール |
あり | あり | あり |
スカート | グランドシート | カラー |
あり | なし(別途購入必要) | グリーン |
ソロキャンプには十分な広さを確保し、インナーテントも標準装備されたポリコットンのパップテント。ポリコットンの乾きにくいデメリット対策に生地の表面にカビ防止加工が施されたメンテナンスまで気の利くアイテム。人気のキャンプブランド「スームルーム」のおすすめのパップテント。
GRIP SWANY| FIREPROOF GS TENT
人数 | サイズ | 別売りインナーテントサイズ |
ソロ(1人用) | W330×D190×H130 cm | 190×105×110 cm |
素材 | 重量 | モデル |
コットン100% | 560g | 通年 |
耐水性 | 耐火性 | 持ち運び |
⚪︎撥水加工 | ◎ | ⚪︎ |
ポール(キャノピー用) | インナーテント | サイドウォール |
なし(別売り) | なし(別売り) | あり |
スカート | グランドシート | カラー |
なし | なし(別途購入必要) | olive |
ザ・パップテントなコットン100%素材の軍幕テント。見た目も素材の質感も色も、かっこいい!コットン100%のパップテントはあまり無いので、狙っている人はオススメ!人気のキャンプブランド「グリップスワニー」のおすすめのパップテント。
FUTUREFOX FOX-BASE|パップテント
人数 | サイズ | 付属インナーテントサイズ |
ソロ(1人用) | W375×D230×H150 cm | 90×190× cm(底面) |
素材 | 重量 | モデル |
ポリコットン | 670g | 通年 |
耐水性 | 耐火性 | 持ち運び |
△ 撥水加工 | 難燃素材 | ⚪︎(重め) |
ポール(キャノピー用) | インナーテント | サイドウォール |
あり | あり | あり(開閉可能) |
スカート | グランドシート | カラー |
あり | なし(別途購入必要) | グリーン |
1人だけの空間で1人だけの時間を楽しむ大人の秘密基地のソロキャンプ仕様のパップテント。標準装備の付属品も豊富でお得感満載。更に、パップテントのらしさでもある空間の低さが進化した開放的な前室が良い。見た目もカッコ良い軍幕らしさもある、おすすめのパップテント。
パップテントの使い方の注意点
パップテントの魅力の一つは「設営が簡単」というメリットです。特に、ソロキャンプの場合にはひとりでの設営とありますので、かなり助かるポイントです。また、これからソロキャンプデビューを目指している人にとっても嬉しいですよね。基本的にパップテントは、テント本体にポールとロープで設営ができますので、説明書を見たり、設営の動画をyoutubeで確認すれば、必ず設営できます。
なので、使い方と注意点は大きく分けて2つとオススメ1つの全部で3つです。
①購入時の付属品の有無に注意!
パップテントはシンプルな作りという事もあり、必要最低限の標準装備のみで、他に必要なものは買い足すというテントも多いです。
・キャノピー用のポールは別売りなのか付属しているのか。
・虫除けや就寝時のスペースとなるインナーテントは付属しているのか。
・グランドシートは必要かどうか。
など、自分のキャンプスタイルに必要な装備が付属しているのか、買い足した方が良いのか確認しましょう!
②素材の特性を理解しておく
コットン100%、ポリコットン、ポリエステル、ナイロンなど、好みや用途により素材を決めたと思いますが、メリットデメリットもあります。
・コットンとポリコットンは火に強いが、水に弱い!
→雨天時の利用は、濡れて重くなります。濡れた使用後には、しっかりと乾かさないとカビの原因となります。
・ポリとナイロンは水に強いが、火に弱い!
→雨は軽快に弾きますが、火は穴が空きます。
分かっているとは思いますが、お気に入りのテントをより長く使えるように、意識しておきましょう!
③ペグは標準以外にも用意しておくのがおすすめ
パップテント購入時に付属されているペグでも問題なく使えますが、テントを設営する地面が必ずしも、設営に適している状況とは限りません。トレッキングや登山などの途中でテントを設営する場合に「ペグ壊れた!」となっては、困ってしまいますよね。そんな時ように、サンドペグと
あらゆる場面で使える万能の30cmペグを用意しておくと便利です!
まとめ
ソロキャンプに適したコンパクトなサイズ感がよりキャンプの魅力を引き出すパップテント。軍人が使っていたとされる軍幕テントのルーツからもキャンパー心を鷲掴みにされます。ソロキャンプは自由気ままに、目的の場所でテントを設営して過ごす大人の秘密基地でもある癒しの時間です。そんな素敵なキャンプ時間は、快適かつ愛着が湧き長年使える相棒のパップテントを選ぶのがオススメです。
素材やデザインで決めるのがやっぱ良いとね。キャンプでの過ごし方は自分のライフスタイルでもあるから、やっぱ気に入ったものを使いたい。
人気ある理由もわかった気がするよ。パップテントでソロキャンしたい!
コットンとTCは、やっぱ見た目がオシャレで長年使う渋さもあるよね。だけど、撥水とか耐水の加工や対策はしていても、コットンだからやっぱ雨には弱いよね。
といっても、テントの中に雨は入って来ないでしょ?
基本的にはね!コットンが水を吸って重くなるから、片付けが思いのと、ちゃんと乾かさないと臭いとかカビの原因になる。けど、そんなメンテもお気に入りテントを愛でる時間だけどね。
ほー、そうゆうもんですか。
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