キャンプシーズンが始まり、キャンプの予定にワクワクしている方も多いと思います。僕もその1人です。そして、これから「キャンプデビュー!」という、初めてのキャンプに挑戦する人も多いのでは無いでしょうか?
キャンプを楽しむためには、しっかりとしたマナーが必要です。それは、「自然という環境」「その周辺に住んでいる人達」「周辺のキャンパー」など、周りへの配慮が必要だからです。
これからキャンプを楽しみたい、キャンプ初心者こそ知って欲しい、注意点とマナーのポイントをご紹介します。キャンプ初心者じゃなくても、「今更聞けない!」というキャンプ経験者の方も参考にしていただけたら嬉しいです!
キャンプでのマナーとは?守るべき6つのコト
キャンプに限らずではありますが、暗黙の了解だったり、キャンプする人なら当然でしょ!というような、共通の認識のようなマナーってありますよね。でも、キャンプ初心者の人にとっては、「知らなかったー!」なんて事もあります。些細な認識の違いがトラブルに発展する事もありますので、キャンプのマナーを知っていることが、楽しいキャンプとなりますので、確認しましょう!
音量・声量・物音に注意!
キャンプができる場所、キャンプをしたい場所というのは、必ず周りに誰かがいますよね。基本的にはキャンプ場を貸切にしない限り、誰かが同じ空間にいます。キャンプ地というのは、自分の所有地や自宅ではないので、周りへの配慮を心がけましょう!
・大音量の音楽
・騒ぎ声
・必要以上の物音
という様な、騒音と捉えられてしまう、周りへの配慮のない音はNGです。
就寝時間後や早朝などには、特に配慮しましょう!
就寝後のライトに注意!
キャンプ場では就寝時間が決まっています。勿論、就寝ですので焚き火なども禁止です。ただ、非日常の自然に囲まれた夜は幻想的な時間でもあります。そんな時は、静かにぼんやりと時を過ごしてしまうのですが、照明やライトなど強い光は就寝後には消しましょう。
・就寝後の光源に注意
(テント内外両方)
テントは遮光性が弱いので、周りが明るいとテントの中も同様に明るく、テント内が明るいと照明みたいに外を照らしてしまいます、配慮しましょう!
誰かのキャンプサイト・領域には入らない!
キャンプ場では、決められた区画を使う「区画サイト」と、自由にテントを設営する場所を決められる「フリーサイト」があり、その範囲がホテルで言う部屋になります。区画サイトであれば分かりやすく区切られていますが、フリーサイトに区切りはありませんので、無闇にテント近辺に近寄ったり、横切ったりしないようにしましょう!
・誰かのテント付近、領域には入らない!
キャンプギアの盗難などから、良からぬ疑いを掛けられる事に繋がりますので注意!(ほんと、どこにでも悪意ある人がいて嫌になります。)
自然への配慮・キャンプ場への配慮
直火禁止のキャンプ場など、キャンプ場のルールを守りましょう。また、キャンプ場には洗い場を設置してくれている場所が多くありますが、浄水設備の状況によっては食器用洗剤が自然に悪影響を及ぼす事もありますので、注意が必要です。
・キャンプ場のルールの徹底
・自然への配慮を心がける
自然という何十年〜何百年とかけて自然が作り出した絶景の空間は、配慮の無い人の手が加わると簡単に破壊されます。その場所でキャンプが出来るのはキャンプ場の管理であり、キャンプ場のルールのおかげということを忘れずに!
焚き火の後始末に注意!
キャンプの醍醐味である「焚き火」ですが、焚き火初心者には後始末が不安だと思います。火は命に関わることでもありますので、確実な後始末を身につけましょう!火消し壺を用意すると安心です。
・確実に消化し、炭は炭捨て場or持ち帰る
(キャンプ場のルールに従う)
基本的には、燃やし切って灰にするのが1番です。灰になれば燃えることはありません。就寝前1時間30前からは新しい薪は辞めておきましょう。
また、灰にしきれず炭が残ってしまった場合には
→火消し壺で消化(酸素の共有を遮断で消化)
→水に浸して消化
で確実に消化しましょう。大きめの薪・炭は水に入れても中心部が燻っている事がありますので、湯気が出なくなるまで水に浸しましょう!
※消化した炭は再利用可能です。
ゴミ捨てルールの確認と徹底
その時の楽しさで理性を失っているのか、お客様は神様気分でキャンプ場を使っているのか理解はできませんが、後片付けせず、ゴミはそのまま、ゴミ捨て場になんでも捨てるといった人が稀にいる様です。これは極端な例ですが、キャンプ場で決められたゴミ捨てのルールや使用したテントサイトの後片付けは、しっかりやりましょう!
ゲリラキャンプが黙認されていた、僕もお気に入りのキャンプスポットがあったのですが、ゴミ処理のマナーが崩壊して、使用禁止のロープが貼られてしまった場所があります。キャンパーの品格が問われますし、その地域に住む人たちの迷惑となる、キャンパーの基本の配慮が無い行為は辞めましょう。
キャンプのマナーは「配慮」
非日常の体験を気軽にできることがキャンプの醍醐味であり、それに伴いキャンプ人口もかなり増えています。凄く嬉しいことですが、どうしても心無い人はいて、そのマナー違反の後処理に追われる優しい良い人達がいます。
・自然
・周りのキャンパー
・地域住民の人
・キャンプ場の関係者
など、誰かしらが関わっているのがキャンプですので、その周りへの「配慮」を忘れない事がキャンプのマナーです!
まとめ:キャンプを楽しむためのポイント
キャンプの基本中の基本となるマナーですが、分からなかったり不安なことは、先輩キャンパーに聞いてみると良いかもしれません。自然やキャンプ場、周りへの配慮がデキるキャンパーはたくさんいて、勿論良い人ばかりです。キャンプ場で楽しい出会いなんてのもあります。
ですが、盗難やトラブルといった事も現実として起きているので、マナーを守り配慮することが、気持ちよく過ごせて、楽しいキャンプDAYになります。
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